シーズニングの活用で日常の食卓を豊かに
日本の一般家庭の台所で使われている「さしすせそ」であらわされる「砂糖・塩・酢・醤油・味噌」といった基本的な調味料から、香辛料、薬味、ハーブ、ソースなどの広範囲なものまでを含みます。
日本では、CMなどの影響からか、どちらかというと後者の、こだわりを持ったメニューに使われる香辛料などのイメージが強いようです。
最近は輸入物のちょっと贅沢な香辛料やドレッシング、ソースや、スーパーの棚に並んでいる手軽に使えるように乾燥させてボトルに詰めた状態で売られているハーブなど、シーズニングの分野も多岐にわたっています。
そして、一人暮らしや個食に対応できるよう、小分けした状態だったり、ブレンド済みでパック詰めされてフライパンの上などで簡単に調味できるといったお手軽な調味料も増えています。
日本人はもともと美味しいものを追求することに貪欲で、これまでも様々な国や地域の料理を国内で楽しむことができましたが、これからは一般家庭の食卓でも、アジアやヨーロッパなどの家庭料理を再現して味わえるようになっていくことでしょう。